のみほーだい!

Apache Cocoonの環境構築

こんなソリューションもあるんだ...と参考になればと思って書きます。
このネタはかなり時間を割かないと書ききるのは不可能かな。
これを書き始めたのも23時です。正直、環境構築までを書くのがやっとの寿命しか残ってません。

Cocoonって？？？

XMLベースのWebアプリケーションなんです。
特殊能力としてXSPっていうもの（まぁJSPみたいなもの）があります。
（Strutsみたいなタグライブラリもあります。）
このおかげでデザイン、コンテンツ、ロジックの３つを分離することができます。
ApacheFoundationのプロジェクトのひとつなので、結構有名なはずなんだけど、Cocoonを知っている人にあったことがない（Javaエンジニアにも結構知られていない？？！！？)くらい無名かもしれないっす。
心臓の悪い方はyahooでも見にいってください。

なんでCocoonなの？

ひそかに脚光を浴び始めています。って私が思ってるだけです。
（ちなみに業務では使ったことないです。全部独学です。なのでここに書いてあることは保障しません。あしからず）

何で今注目され始めているかというと･･･

ひとつの要因は携帯電話の普及です。インターネット市場では、もはや無視できないほど普及しました。
今日の日本ではメジャーどころだと3キャリアありますね。VodafoneLive! Ezweb Imode・・・（L-modeとかって腐ってるから無視）
それぞれに対応させようとすると、3キャリア分のページを生成しなくてはならないっす。
でもCocoonならそんな時ソリューションを提供してくれます。(これはひとつの使い方に過ぎない）
そんなこんなでCocoonです。

さて前置きがかなり長くなりましたが、とりあえず今日のところは環境構築をしてさっさと寝ましょう。
なおなお、Javaの技術者が読むことを前提にしてるのでTomcatの環境構築は説明しないよ！
うちの環境はTomcat5とJDKは1.4とAnt1.5で戦います。よろしく！
（結構バージョンが重要です。バージョンごとにインストール方法が違います）

環境構築しよう

じゃ、ソースコードのダウンロードから．．．
ブラウザを立ち上げて、http://cocoon.apache.org/mirror.cgiへアクセス！

僕は一応zipの方を選びました。
50MB近くあるんで、ちょっとタバコ吸ってきて帰ってくると、いい具合にダウンロードされている様に設計されています(嘘)。
さて、ダウンロードし終わったら適当なところに解凍してください。
僕はC:\java\cocoon-2.1.6にしました。
この先、このパスを自分の環境に読み替えてください。

じゃ、JDKにちょっとテコ入れします。
%JAVA_HOME%\jre\libディレクトリにendorsedディレクトリを作ります。
さっき解凍したディレクトリのC:\java\cocoon-2.1.6\lib\endorsedにxercesXXX.jar, xalan-XXX.jar, xml-apis.jarっていう3個のファイルがあるんで、それらをさっき作ったendorsedディレクトリにコピーします。

こんな感じになります。

ではでは、やっとWarファイルの作成です。
コマンドラインからbuild warって打ち込んでコンパイルを開始します。

で、２～３分かかるんでタバコを吸いに行くのが吉。

帰ってきて「BUILD　SUCCESSFUL」の文字が拝めればあなたは幸せ者です。

さてさて、これでおなじみのWarファイルができました！！！
C:\java\cocoon-2.1.6\build\cocoon-2.1.6にcocoon.warが生成されています。

あとはいわずと知れたTOMCATのwebappsディレクトリに、できたてほやほやのcocoon.warをコピーして、
愛情を込めてTOMCATを再起動！

http://localhost:8080/cocoon/をブラウザのURLに入力すると．．．

やや！動きました。
あとはサンプルとかを見て、どんなことができるのかを知っていきましょう。
かなりのことができるのがわかるはずです。
ひとつのコンテンツをを画像でだしたり、PDFでだしたりXMLでだしたり、HTMLでだしたり...
デザイン（出力形式とういう意味も含む）が自由自在です。

サンプルはこんなに豊富なんで、あとはソースコードとかXMLファイルをいじり倒せばかなり理解できます。

よっし、次回は実際にCocoonを使って簡単なサイトを構築する予定！
XMLとXSLTとXSPの復習をしてきます！

今、2：05．．．ねるとしますか・・・・